みなさんの幸福を感じる瞬間はどんなときでしょうか。ご褒美スイーツを食べたとき、スポーツの試合で勝ったとき、出世したとき、子供と遊んでいるとき、病気が治ったとき、宝くじで当たったとき。色々なタイミングで幸せを感じますよね。
でも、これって脳科学的に見ると同じ反応が起きているわけではないのです。
幸せを感じるホルモンは実は何種類もあります。それぞれの特徴を理解することで、幸せへの道はぐっと近くなります。今回はその中でも3大幸せホルモンをご紹介します。
セロトニン
健康でいると感じることができる幸せホルモンです。
今日は体調がいいな、気分がいいな、リラックスできているな、といった幸せを感じるときはセロトニンが出ています。
イメージはこんな感じです。

見てるだけでセロトニンが出てきそうです。
逆に今日はなんだか調子が悪いな、体が痛いな、といったときはセロトニン不足になります。セロトニン不足が続くと、衝動性が高くなりキレやすくなったり、うつ状態になりやすくなります。
オキシトシン
人との繋がりを感じることで出る幸せホルモンです。
友達と遊んでいて楽しい。恋人と一緒にいて楽しい。親戚と久しぶり会って嬉しい。趣味仲間と一緒に活動して楽しい。ペットと一緒にいて落ち着く。
こういった幸せを感じることができるのがオキシトシンです。
イメージはこんな感じです。

逆に孤独でいることが多い、仲間外れにされている、家族とほとんど連絡を取っていない。こういった状態はオキシトシン不足になりがちです。
ドーパミン
幸せホルモンの代名詞、ドーパミン。
なにかを達成したり、勝利したり、成功したりすると感じるとことができます。お金を得ることでも分泌されるホルモンです。
こんな感じですね。

最近はこのドーパミンを簡単に出すものが溢れています。砂糖と脂肪のたっぷりのケーキ、アルコール、ギャンブル、アダルトコンテンツなど。
一時的に幸せを感じることが出来るのですが、ドーパミンには依存症があるため、もっともっとと求めてしまい、自分の身を滅ぼす可能性があります。
順番が大事
自分がなにか足りないと感じるときはこの3つのうちどれかが欠けていないか見つめなおすといいと思います。
その際に重要なのが、この幸せホルモンを感じる順番です。セロトニン→オキシトシン→ドーパミンの順番に満たされているかを考えてください。
自分の健康→社会との繋がり→自己達成みたいな感じですね。健康をないがしろにしてやりたいことだけ追い求めると身を滅ぼしますからね。お金だけ求めても幸せになれないのも同じ理由です。
それぞれについて詳しい記事を書いていきますのでまたよろしくお願いします。