9月9日から日興証券にて設定予定です。ファンドの解説をしていきたいと思います。
まとめ
早速ですが、まとめです。
・円建てで運用したい方でリスクを極力抑えたい方にオススメです。
・5年間は使う予定のない円預金を運用に回したい方へオススメです。
・年一回分配金を受け取ることができます。
・満期時に景気動向に応じて分配金が期待できます。
投資対象は?
GS(ゴールドマン・サックス)の債券へ投資します。実質的には、ゴールドマン・サックス・ファイナンス・コープ・インターナショナルが発行し、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクによる保証が付いた債券になります。
ファンドの償還日は5年後の2027年9月10日となっており、債券もこの償還日に満期を迎える形となっています。円建て債券に投資しているので債券発行先が破綻せずに満期日まで保有すれば元本部分は戻ってきます。これがファンドのメリットと言えます。
形としては投資信託なのですが、一つの債券に投資しているので、ファンドとしては特化型運用となります。
この社債の利息は、通常の固定クーポンと、実績連動クーポンと呼ばれる2つのクーポンに分かれています。
実績連動クーポンとは?
このファンドの特徴はこの実績連動クーポンの部分になりますので詳しく解説していきます。
通常債券のクーポン(利息)は固定で決められているのですが、このファンドが投資する債券には2つのクーポンが存在します。それが固定クーポンと実績連動クーポンです。
実績連動クーポンは、GSが定めるマクロ指標によって決まります。このマクロ指標がマクロアロケーター戦略指数と呼ばれるものです。このマクロアロケーター戦略指数は米国株価指数先物、米国債券先物、米国物価連動国債、金先物およびコモディティ指数等で構成されます。
簡単に言うと、株式と債券と金が上昇すれば、もらえるクーポンも増えますよ、と言うことです。
算出式は以下の通りです。
実績連動クーポン = マクロアロケーター戦略指数の累積収益率 × 連動率
問題なのはこの指数の累積収益率も5年後にならないと分からないですし、連動率も発行日になるまで分かりません。ここがファンドのデメリットと言えます。
運用会社はどこ?
アセットマネジメントONEが行なっています。みずほFGのアセットマネジメントです。
分配金は?
分配方針として、年一回の分配金が出るようになっています。方針としては一万口あたり15円(税引前)を目指していると言うことなので、実質的には0.15%の利息みたいなものです。
5年後の償還日の際は実績連動クーポンが払い出しされる予定となっています。
ここがどれほど貰えるかがこのファンドの一番のお楽しみ部分になるのですが、確定するのは満期日ですし、指数もGS独自の指数を用いているので少しブラックボックス化されているのが否めないため、あまり期待できない部分があるかと思います。
為替ヘッジは?
為替ヘッジはありません。そもそもGSの円建て社債に投資しているので、為替リスクもありません。
ファンドのメリット
・銀行預金に預けるよりは利益が期待できる。
ファンドのデメリット
・ほぼ債券に投資しているだけなのに購入時手数料・信託報酬が高い
・中途で解約した場合元本割れのリスクが高い
・償還時に1.1%以上利益が出ていないと、購入時手数料分が損する可能性がある
購入時手数料
1.1%です。
信託報酬(運用期間中にかかる手数料)
0.44%です。
換金手数料(売却する時にかかる手数料)
かかりません。
まとめ
個人的には推奨できる商品ではないです。
注意点
※この記事はあくまで独自の視点で解説したものです。
※投資は自己責任です。
※この記事は投資行動を推奨を行うものではありません。
※当ブログは記事の中で紹介している金融機関と一切関係ありません。